【周辺散策】脇田町の歩行者専用地下道

川越線

正式名称のわからない地下道へ

JR川越線・東武東上線の川越駅から北西方面へ進み、市道中央通り線を渡る脇田ガードへ向かう途中に、名もなき小さな地下道があります(位置については、以下の過去記事にある周辺の平面図も参照)。

 記憶の彼方に忘れ去られていましたが、河合塾川越現役館跡地の動向を見るついでにふと思い出し、足を運んでみました。小さい頃以来、数十年ぶりです。

 まずは南西側から。道は狭く、地下道手前で更に一段と狭くなります。歩行者や自転車でも、気をつけないとぶつかりそうです。

南西側の線路に接する壁が一部破損し、修復中?のようです。

 そのまま中を通り、北東側へ抜けてみました。天井も一部テープで補修されています。内部もまた年季が入っています。

抜け終わると、ちょうど有楽町線直通の電車が通過して行きました。3線あるだけあって、昼間から電車の往来が絶えません。

結び : 立体化の場合は廃止濃厚か?

この地下道は、専ら川越駅至近の踏切の迂回路としての用途で使われているようです。地下化にしろ高架化にしろ、川越駅時間の踏切が解消された際には廃止される可能性が高いと思われます。

 そうでなくとも脇田ガードから近いため、老朽化が進んだ段階で廃止されることもあるかもしれません。

 いずれにせよ、そんなに長い先まで今の姿であることはないと思いますので、皆さんもたまに足を運んでみてはいかがでしょうか。

コメント

  1. 川越人 より:

    この地下通路、昭和50年代初頭に母に手を連れられて歩いた記憶があります。
    そのときは地下通路ではなく、踏切であったと記憶しているのですが、記憶が定かではございません。
    いずれにしろ、この通路を通るとノスタルジーに包まれるのは事実で、私にとって愛着ある通路です。

    • hiratti@admin より:

      川越人さま

      コメントありがとうございます。

      朝夕を中心に今でも利用客が多いのですが、老朽化も著しいので、修復をもう少し丁寧に行ってほしいなと感じております。