南古谷駅新駅舎の配置図が公開されました

川越線

JR川越線の厳しい現状

新型コロナウィルス感染拡大に伴い、JR川越線を取り巻く環境も非常に厳しくなっています。主に埼京線側ではありますが、減便もありました。複線化の話も、とても進められるような経営状況ではないのは、残念ながら明らかであると考えています。

外国人観光客がほぼゼロになったことで川越市の観光客も半減と言われており、ウィズコロナ時代が近づいている今でもまだまだ回復の途上にあります。

南古谷駅新駅舎の基本設計が進んでいます

参考URL: 南古谷駅周辺まちづくり通信 Vol.9 (PDF)

2022年(令和4年)7月に川越市から発行された南古谷駅周辺まちづくり通信によれば、南古谷駅の配置検討図や平面検討図が完成し、周辺住民や利用者から意見を募り、基本設計を行っていく段階であるとのことです。

検討図となってはいますが、通路の幅や天井高の仮の数値は入っており、おおよそのイメージは掴めるものとなっています。

既存の駅舎や跨線橋は廃止がほぼ確定か

配置検討図を確認する限り、既存の駅舎と跨線橋は廃止がほぼ確定であると考えられます。場所を鑑みるに、仮設駅舎を交番側に設置し、武蔵高萩駅のように工事に先んじて解体をするのではないかと予想されます。

跨線橋も同様で、上下線ともに階段部と重複することから、仮設の跨線橋を準備するのではないかと考えられます。あるいは、既存の階段と反対側に仮設階段のみ設置をするのかもしれません。

拡幅や設備削減による2面2線化は行わない模様

平面検討図を確認する限り、まず、拡幅や設備削減による2面2線化は行わないようです。これについては、賛否が分かれると考えられ、私もどちらかというと無理に3番線を残す必要はなく、可能であればホーム拡幅を行うべきという個人的見解を持っていました。
とはいえ、2番線・3番線の階段は現行の跨線橋とほぼ同じ幅のものを2箇所に分けて設置し、混雑を分散させるという工夫を行うようです(1番線は引き続き1箇所のみ)。エレベータも設置されるようで、きちんとバリアフリー化をなされることも確認できます。

自由通路への階段には上りのエスカレータとエレベータが、南北ともにそれぞれ設置される見込みです。このあたりからも、イメージとしては、武蔵高萩駅や指扇駅といった、川越線の他の駅と近くなるのではないかと考えられます。

南北の階段との余白はなし

断面検討図を確認する限り、南北どちらの階段も、ホームや線路にほぼ隣接したギリギリの構造となっています。このことから、ホームの拡幅を行うには、3番線を廃止する以外の方法は取りづらくなるものと考えられます。

まとめ: 設備と構造としては、十分か

各検討図を確認する限り、ほぼ想定したとおりで、現状の南古谷駅の状況と北口開設による変化を加えたとしても、十分なキャパシティを持った設備と構造になるのではないかと考えられます。

外装のデザインはまだ公表されていませんが、おそらく武蔵高萩駅や指扇駅と近いものになるのではないでしょうか?かつての川越線が全て開業時からほぼ同じデザインの兄弟駅であったこともそのまま踏襲されるのではないかと予想され、また各駅が同じデザインの兄弟駅になる時代が来るのではないかと密かに心を踊らせている次第です。

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