【周辺散策】埼玉りそな銀行川越南支店跡地の25階建て複合ビル計画

その他

川越駅西口の目玉計画

上記記事で触れている通り、埼玉りそな銀行川越南支店跡地に25階建ての複合高層ビルの建設計画が持ち上がっています。
 以前計画の看板に気づいた日は雨で詳しく見て回ることは出来なかったため、改めて訪問し、周辺を散策しました。

 スタートは川越駅西口です。まずはペデストリアンデッキを渡らず旧来の駅の階段を降りて、計画地区の東端に向かいました。

川越駅にはE233系7000番代が、折り返して新木場へ向かう準備をしていました。

 そこから後ろを向いて、敷地全景を1枚撮影してみました。南西側の向かいは川越名物の東上パールビルヂングです。

 埼玉りそな銀行川越南支店の駐車場裏側、駐輪場に面したフェンスに掲げられた建築計画概要です。よく見ると塔屋2階の表記もあるので、屋上に2階分のペントハウスのようなものができるのかもしれません。

ペデストリアンデッキから計画地区を俯瞰してみた

 銀行の建物付近は先日巡ったので、今度は少し離れたペデストリアンデッキから、少し角度と距離を変えながら2枚の写真を撮影してみました。オレンジのラインが敷地とその垂直方向の想定線です。

建ぺい率ギリギリで計画されているため、割と大柄な建物になるのかもしれません。

 北側はほぼ線路となっており、建物からの見晴らしはどの階においてもなかなか良いのではないかと思われます。

結び : 3駅周辺での高密度開発を進めることで旧市街地の保存を

川越駅周辺には、つい最近まで50メートルを超える高層ビルが存在していません。幾度となく計画は立ち上がっていますが、住民の反対等で頓挫を繰り返しています。

 しかし、それによって高層マンションの建築が北上し、旧市街地の至近で繰り返されてきました。昨今の地下上昇の流れにおいてもそれは変わらず、かつては商家が立ち並んでいた仲町や連雀町や松江町まで高層マンション群が迫っています。

 無秩序な開発を抑止し、駅前の機能性が十分確保された地区において高密度開発を進めることで、小江戸川越の古い町並みを守って欲しいと願います。

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