減らない人身事故・・・高校生が死亡

3月2日夜、川越線で人身事故が発生

 2019年3月2日19時頃、埼玉県日高市のJR川越線武蔵高萩 – 高麗川間の踏切で、飯能市に住む県立高校2年の男子生徒が川越発八王子行下り普通電車に轢かれるという事故が発生しました。八高線まで巻き込んで大幅なダイヤの乱れが発生し、平日ほどではないものの、多くの乗客に影響が出ました。

参照元URL : https://www.yomiuri.co.jp/national/20190303-OYT1T50129/

事故?自殺?なぜ高校生が・・・?

 亡くなったのはまだ16歳の高校生で、家族の証言では「自殺する動機が見当たらない」とのことでした。
 しかし運転士の証言では、自ら閉まっている踏切に侵入して轢かれたとのことで、自殺である可能性も否定できない状況です。

踏切での人身事故は非常に多い

 隣接する東武東上線における人身事故が非常に多い原因として、自殺者を含む人や車が容易に侵入できる踏切が多数存在する、ということが挙げられています。これは川越線でも同じで、今回の高麗川駅周辺のみならず、川越駅周辺や日進駅周辺といった都市部でも踏切が多く存在しています。

 特に川越駅周辺の踏切では直前横断が頻発し、列車の非常停止もそれに合わせて毎日のように発生しています。

 複線化によるダイヤ安定化と輸送力増強ももちろんですが、踏切除去による安全確保についても検討が必要であると考えられます。

それでは、また。

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