川越市駅周辺訪問 その1

川越線

市内でも特に交通事情の悪い川越市駅周辺を訪問しました。訪問とは言いますが、この地域で生まれ育った私としては定期的な帰省の延長のようなもので、相変わらずの街並みを楽しむ散歩のようなでもありました。

まずは入間川街道側から。東上本線第157号踏切です。歩道の狭隘で危険な歩行者ボトルネック踏切として、国土交通省からもリストアップされています。
 朝夕は通勤客だけでなく中学生や高校生も利用することから、長時間遮断も相まって大変な混雑となります。

この踏切は川越市駅下り方の至近にあり、上下本線に加えて2本の留置線と渡り線も横断しています。従って、先述の通り、1日を通じて遮断時間が非常に長くなっています。

踏切北側の広大な駐車場は、東武の運営していた川越スケートセンターの跡地です。かつては圏内に2カ所しかない24時間営業のスケートリンクとして親しまれていましたが、施設の老朽化が激しく、2018年(平成28年)3月に閉鎖されました。

踏切から南方には、川越線の豊岡街道跨線橋が見えます。その道の東方、川越市駅の駅裏からJR川越線にかけては広大な東武鉄道川越工場と武州ガス本社があります。

 記事が長くなるので、本訪問記は3部立てでお送りします。本記事はその第1部でした。それでは。

次の記事(川越市駅周辺訪問 その2) → https://kawatrain.com/519/

コメント

  1. m344naka より:

    この踏切と引き込み線側の踏切に困っています。
    通常ダイヤ時でも10分程度止められる事が有ります。
    ダイヤ乱れ時は、踏切上に電車が長時間滞留するため、1時間以上閉まったままです。
    自殺による人身事故が日本一と言われる東上線なので、月に1度程度はそうなります。
    川越市駅に南口が有れば、踏切は関係ないのですが。

    一刻も早く、川越市駅に南口を開設すべきです。
    駅の南側は車両工場なので通路と改札を設けることは、
    予算2000万円程度を計上する気が有れば今すぐ可能だと思います。

    • hiratti@admin より:

      m344naka さま
      川越市駅の南口開設となると、道路整備や既存の住宅の移転の問題もあります。
      踏切が確かに主問題ではありますが、踏切前後の狭隘な道路状況が更に危険であり、ここに直接歩道橋をつければ済むという話ではないと思われます。
      駅の入口ができると、そこに合わせて路上駐車がどうしても頻発するもので、あの狭い線路間の入間川街道に路上駐車が連なってしまうと考えると、現状よりも危険な状態になる可能性もあります。
      そう考えると、2000万程度ではおそらく設計までもいけないのではないかと思われます。

      もともと土地を確保していて西武鉄道もそれを考慮した駅の造りをしてくれていた本川越駅西口の開設で総事業費13億円と言われています。
      https://www.sankei.com/article/20160220-3DYX6GSMKBJKHFORH3XIPXF3WM/

      土地収用からロータリー整備まで含めた新河岸駅の整備が21億5千万円です。
      https://www.sankei.com/article/20171129-3VEET4TXFBPWRB6GJYZRE4K2TY/

      引き上げ線も含んだ長い距離を渡る跨線橋または橋上駅舎と最低限の歩道の整備が必要な今回のケースとなると、工場の土地を東武鉄道がタダで譲ってくれたとしても、少なくとも新河岸駅と同等以上の整備費になるのではないかと思われます。