南古谷駅訪問 その1

川越線

 橋上駅へと生まれ変わる工事が迫る南古谷駅を撮影してみました。

 川越駅からE233系に揺られて一駅。といっても駅間は4キロ近いため、田園地帯をそれなりの時間疾走します。

地方のローカル線や幹線の閑散地区のような、のんびりした雰囲気です。2面3線の線路に10両編成分の長い有効長のホームもありがちですが、昼間でも20分おきに新型の10両編成の最新鋭の通勤型幅広車がやってきてホーム目一杯に止まる姿は、やはり大都市近郊を感じさせます。

 駅名標は国鉄デザインのままですが、電化に伴うホーム延伸と2面3線化が1985年(昭和60年)なので、ギリギリ国鉄時代だったためでしょうか。今や珍しくなったフォントです。

北側には橋上駅化後の北口ロータリーの用地が確保されていました。導入道路は既に整備が進み、駅舎の工事を待つばかりです。

おそらく開業時のものと思われる客車高の旧ホームの上に現在のホームが作られています。それはまあ良いのですが、せっかくの注意文を待避所工事でぶった切ったなら、どこか他のところに書き直せばいいのになと思いました。なんと書いてあったのか気になります。

レトロでかわいらしい大きさの跨線橋です。上り方面ホームへ行く唯一の通路なので、朝は学生や通勤客でごった返します。

 広告の内容は静岡県・群馬県・栃木県ですが、逆に静岡県や群馬県や栃木県に行くと川越観光のポスターがチラホラある印象です。

 本記事は長いため、2分割してお送りします。続きは次記事にて、下りホームと改札口、駅舎の写真をご紹介します。

コメント