西川越駅訪問 その1

川越線

川越線最小の駅

西川越駅は1940年(昭和15年)開業以来の古い駅で、現在川越線の駅の中では最も乗客の少ない駅です。

 私も川越市駅や本川越駅の徒歩圏内に生まれ育ちましたが、小さい頃から川越駅周辺の治安の悪さは目に余っており、JR川越線を使う場合は西川越駅を使っていました。

川越駅からE231に揺られて一駅。南古谷駅ほどではありませんが、ちらほらと田園地帯の見える住宅街をしばらく走ります。

 川越駅側のホーム端を覗くと、2両〜3両分の客車高のホームが残っています。非電化時代に高麗川方面から大宮方面へと直通した貨客混合列車や客車列車の名残でしょうか。

駅名標は新しいデザインのもので、30年くらい前の子供の時分に見たものと同じままです。また、線路と住宅の距離はかなり近く、庭木が列車の近くまで迫っています。

駅舎はプレハブの簡便なもので、駅員は平日昼間のみの駐在です。無人の時間帯は、駅舎隣のゲートから乗車証明を取って勝手に入るスタイルです。

トイレは駅の外、かわいらしいロータリーの端にあります。

ロータリーは本当にかわいらしい大きさです。バスも大型のものは入れず、コミュニティバスのみ停車します。

 余談ですが、西川越駅入口交差点の奥に見えるケイホビーという模型店には、子供の頃に特にお世話になりました。かつてはミニ四駆の大きなコースがあり、近隣の小中学生が集まっていたのを思い出します(確か火事で焼けてしまったと記憶しています)。

 記事が長くなりそうなので、2部に分けようと思います。では。

コメント