新年のご挨拶
あけましておめでとうございます。
2023年後半から更新が滞っていた理由は、2024年に投稿した記事でも書きましたが、まずは仕事が多忙になっているというものが第一です。
なお、現在も落ち着いているわけではなく、断続的に長時間残業や変則な勤務に入ることもありますので、しばらく更新に波がある状態となりそうです。申し訳ございません。
仕事が多忙であることに加え、昨年父が亡くなり、長男である僕もそちらで手を取られて更に忙しい期間となっておりました。しかしこちらは良い一面もあり、実家を改築して実家に戻ることになり、これにより今年4月から正式に川越市民に戻ることになりました。
仕事は多忙である一方、川越線の調査を若干行いやすくなる想定ですので、可能な限り調査・投稿等の活動を行っていきたいと考えております。
引き続き、本年も何卒よろしくお願いいたします。
南古谷駅の設計と施行協定締結完了
川越市から、新しい「南古谷駅周辺まちづくり通信」が発行されました。この記事によると、2024年(令和6年)8月に自由通路の設計が完了し、その後、川越市と JR 東日本との間で、2024年11月に工事を行うための協定 (南北連絡自由通路等整備に係る施行協定) を締結したとのことです。
費用面としては、総額45億5761万8千円、うち川越市が主体的に整備する南北自由通路分は18億1540万7千円とのことです。
2024年9月20日の産業建設常任委員会の会議録によると、当初概算が57億円、そこから検討を進めて2022年頃の概算が39億円まで圧縮できましたが、物価等の上昇で6億円増額され、今回の金額となったようです。
橋上駅のデザイン

南古谷駅まちづくり通信のイメージパースは、以前から掲示されていた内容とほぼ変わりないものとなっています。
出口は南北それぞれ片側のみの階段とエスカレーター、天井はフラット、外壁は白ベースと、デザインの基本的なテイストや構成は、先行して橋上化した武蔵高萩駅・指扇駅・日進駅、あるいは新規開業した西大宮駅と共通しています。しかし、同時に、独特な点も見受けられます。
ざっとリストアップすると、以下のとおりです。
- 駅舎の駅名標は階段下の庇部のみ
- 川越線の他の駅は、階段上部または本屋中央上部が多い
- 自由通路への階段が駅中央から見て点対称の配置となっている
- 同じ配置の駅は武蔵高萩駅のみ
- 川越線の他の駅は、線対称または非対称の配置となっている
- ホームへの階段の幅が上りホームと下りホームで異なっている
- 川越線の他の駅は、基本的にほぼ同じ構造となっている
- 橋上化後の駅事務室が下りホーム上にあるため、下りホームの階段が1箇所に集約されている
- 大きなガラス面や石造りの部分がない
- 橋上化されている駅・新設駅と比べると、かなりシンプルなデザインとなっている
- コスト圧縮目的?
先述の検討の中でコスト削減が図られたためか、シンプルで若干安っぽく見えるデザインに収められているようです。しかし、国鉄型の2面3線で外側の線路も比較的高頻度で使用するため、他の駅とは少し異なる構造を取る必要もあり、致し方ないところと考えられます。
結び: 駅舎デザインは駅の個性が出そうです
南古谷駅周辺整備が本格的に進んだため、まずは駅舎のデザインについてまとめました。
次回は、北口ロータリーに接続し、南古谷駅から国道16号線に向かう市道3・5・7号南古谷伊佐沼線についてまとめたいと思います。
それでは。