川越駅西口散歩

その他

U-PLACE 周辺

 歩行者デッキから国道16号線方面を1枚。冷たい風が吹く朝です。

 U-PLACE 正面の立体駐車場跡地は、19階建てのマンションの建築が始まっています。ザ・パークハウス川越タワーと同じ三菱地所レジデンスで、名前も「ザ・パークハウス川越フロント」と似通っています。

中央通り線事業中区間

 さて、所変わって、ウェスタ川越に隣接するウニクス川越の2階の一番東側です。
 左手前、右折しようとしている車の走ってきた道が、中央通りの延伸部分である川越都市計画道路3・5・18川越所沢線です。この3・5・18川越所沢線のウェスタ川越前交差点から新宿町三丁目交差点にかけての区間343メートルが、2022年(令和4年)1月20日付で事業認可され、徐々に整備が進んでいます。

 同じ場所から、正面方向へ1枚。

3・5・18川越所沢線は、電柱の奥にある細長いアパートの場所を斜めに通過し、右手奥へと伸びる計画となっています。そのため、この建物は移転が必須となります。
 一方、道路の計画は最初の決定が1962年(昭和37年)3月19日と非常に古いため、あえてアパートや住宅を建てず、駐車場や畑として解体の手間なく売却できるようにしている地権者の方がいらっしゃいます。また、1つ前の写真正面の2軒の家のように、セットバック部分を確保している家も多く存在します。

 ウニクス川越の1階から出て、3・5・18川越所沢線の供用開始している区間から延伸方向を1枚。先程話した2軒の住宅のセットバック部が、ちょうど道路の延伸部にかかっていることがわかります。

 実は今回、この先の新宿町三丁目交差点付近まで徒歩で巡っているのですが、その旨は動画に収めています。編集が終わり次第アップロードしますので、追って共有させてください。

 というわけで場所を変えまして、こちらは先程の場所から南に150メートルほどの場所です。正面左手に見える白い建物がウニクス川越の裏側、正面の一番大きな建物が U-PLACE です。
 この場所は主に臨時の駐車場として利用している市有地で、広さとしては U-PLACE の敷地と同じくらいの、この近隣としては特に広い空き地です。

 先程の市有地の奥、最初の写真でも右下に見えたプレハブが、3・5・18川越所沢線の整備等を行っている川越市の川越駅西口まちづくり推進室の事務所です。この日は日曜日のため閑散としていますが、平日は比較的多くの人が出入りしています。

結び: 中央通りの延伸は西武新宿線地下化とセットのはず?

 以前の記事でも紹介しているとおり、3・5・18川越所沢線の整備、ひいては中央通りの延伸は、西武新宿線の地下化とセットで進めない限り、踏切近傍の大交差点を設置することになり、新たな交通混乱を生む可能性があります。
 実際、川越市としても、中央通りの延伸と西武新宿線の立体交差化はセットであると名言しているため、今後の進め方に注目したいところです。

それでは。

おまけ: 同日に撮影した川越線の写真を1枚。E231系3000番台のハエ41編成です。