南古谷駅周辺整備 本格的に開始 その2

川越線

ロータリーの設計

前回の記事では、外観のイメージパースについてまとめましたが、今度は南北のロータリーについてもまとめたいと思います。

参考: 南古谷駅周辺まちづくり通信 vol. 12

ロータリーについても、改めて図面が掲示されていました。

ロータリーについては、以前の記事でまとめた内容から比較すると、結構変わっている印象です。

まず、南口については、以前の構想と大きな変更がありません。バス停と駐車場とタクシープールの形状が少し変わっている程度です。

 一方で、北口の設計はかなり変わっています。以前の構想時の北口は、以下のような構造となっていました。

続いて、北口の現在の設計を拡大したものが以下の通りとなります。

比較すると分かる通り、以前の構成では、市道3・5・7号南古谷伊佐沼線から直接ロータリーに出入りできる構造でした。
 しかし、現時点での構成としては、ロータリーに入るには一旦市道39号線に入って、右折での進入が必要となっています。おそらく信号や横断歩道の配置は川越警察署で検討中であるものと考えられますが、たとえ市道3・5・7号南古谷伊佐沼線と市道39号線の交差点とロータリー入口の両方に連動式の信号機を導入したとしても、朝夕には交通混乱が予想されます。
 また、タクシープールが大きく取られていますが、これは必要だからというよりは、スペースの使い方に困ったのでは?という印象も受けます。

 ロータリーの話とは少し異なりますが、市道39号線と県道113号川越新座線の交差点についても改善があるのか気になります。
 南口については、北東側の自動車通行不可の道路を除くと、残り2本の道路はその先で県道113号川越新座線との接続箇所は信号機が設置されています。しかし、北口については、市道39号線と県道113号川越新座線の丁字路に信号機が設置されておらず、踏切近傍かつ歩道も途絶えている部分のため、事故の危険が非常に高い状態です。この部分の対策もぜひ考えていただきたいです。

市道3・5・7号南古谷伊佐沼線の整備開始

 北口から国道16号線に向かう市道3・5・7号南古谷伊佐沼線ですが、新設部での工事が開始されるようです。

参考: 南古谷伊佐沼線道路盛土工事について(お知らせ)1つ目

参考: 南古谷伊佐沼線道路盛土工事について(お知らせ)2つ目

2025年(令和7年)3月頃にかけて、道路の整備が進むようです。現状田畑となっている現行の道路と近い箇所では、まず盛土工事が実施されているようです。一方、駅に近い更地となっていた地区では、道路工事が始まるようです。

 現行の道路の区間の盛土工事と新設区間の道路工事が、今年は順次進められるのではないかと考えられます。

結び: 変わりゆく南古谷駅

南古谷駅の改修も始まり、駅周辺についても整備が進んでいます。南古谷駅周辺は年々光景が変わっていきますが、これから数年は特に激しく変わるのではないかと考えられます。

 個人的には多忙な期間が続きますが、なるべく追跡していきたいと思います。

 それでは。