前の記事 → JR川越線菅原踏切訪問
菅原踏切に続き、新宿踏切も撮影しました。
菅原踏切から烏頭坂方面へ進むと五差路があります。このうち急な坂を降りる道が、新宿踏切と東上本線第152号踏切を経て旧川越街道方面へ抜ける一方通行です。
ここも菅原踏切・東上本線第153号踏切と同じく、東上本線第152号踏切と同じ敷地に連続して設置されています。まずは新宿踏切からです。
続いて東上本線第152号踏切側です。かつて川越駅側にあった鉄道変電所の設備は、現在は新河岸駅側の切り通し上部にあります。
なお、なぜかこちら側にも新宿踏切の銘板がありました(こちら側の設備は東武鉄道仕様のものです)。
川越駅方向と新河岸駅方向です。川越線の線路はこの踏切の段階で東上線よりも1メートルほど低く、この先保線基地を経て更に下り、東上線をアンダーパスできる高さまで降下してから烏頭坂トンネルに入ります。
結び : 構造的にも危険な踏切です
菅原踏切と同じく、この踏切も交通量が多く、それでいて日中でも鳴動時間が長いボトルネック踏切です。これは川越線の電車が60キロ制限(入場時は45キロ制限)で通過することに加え、東上線上り電車が川越駅入線時に鳴動することや、東上線下り電車が先行電車の遅延待ちで駅手前抑止になることが多いためです。
この周辺の地理的特徴は、川越駅周辺の地下化にも有利に働くはずです。埼玉県と川越市にはぜひとも前向きな検討をして頂きたいと願うばかりです。
この日はこの後烏頭坂を経て岸町踏切方面へも足を運びました。そちらの記事はまた追ってまとめます。では。
次の記事 → JR川越線烏頭坂トンネル訪問
コメント