川越市内の鉄道連続立体交差化

以前から議論されている連続立体交差事業

 川越市内を走る3つの鉄道路線について、連続立体交差化の議論は以前から浮かんでは消えてを繰り返しています。具体的には、以下の3案がかつてから議論されています。

  • 西武新宿線と本川越駅の地下化
  • JR川越線及び東武東上線と川越駅周辺の立体交差化(地下 / 高架)
  • 西武新宿線・JR川越線・東武東上線の3駅統合と地下化

西武新宿線の地下化は、これらの案の中で唯一埼玉県と川越市が具体的に検討しているものです。

参考URL : 第三次川越市総合計画 公共交通機関の充実

川越市の中心街を分断する鉄道網

 川越市の市街地南部は、JR川越線と東武東上線が作る横長のX字の交点に位置し、更に交点付近から南に向かって西武新宿線が縦断しています。
 現在この横長のX字を渡る道路は、多くが踏切となっています。自動車の通行が不可能な歩行者専用道路や細い市道を除けば、立体交差化されているのは西武新宿線と並行する脇田ガードと国道16号線及び国道254号線(川越街道)の烏頭橋と西武線陸橋、県道川越日高線の月吉陸橋の合計3箇所のみです。

 幸いなことに、関東有数の交通量と言われる国道16号線と国道254号線及び県道川越日高線は、いずれも40年以上前に立体交差化しています。
 一方、数多く渡る生活道路の立体化は一切行われておらず、川越駅周辺の一部道路が一方通行化され歩道を確保している以外は対応らしい対応も行っていません。

 唯一川越駅北西側の踏切にのみ歩道橋が架けられているものの、そもそも距離が比較的長いため、踏切を渡りきれなかった市民によるセンサー感知で電車が非常停止するケースは跡を絶ちません。

東武東上線の人身事故発生数は私鉄最悪

 参考URL : 累計人身事故ランキング

 インターネット上でも騒がれている通り、東武東上線は人身事故発生数において毎年全私鉄路線中トップ、累計でも他の私鉄路線を抑えて圧倒的にトップです(詳しくは参考URLをご覧ください)。

 その原因は、ホームドアの設置率の低さやもともとの沿線住民の質の問題もあるかもしれませんが、踏切が多いというのも一因だと考えられます。
 実際、他の路線に比べて駅構内での人身事故は少なく、一方で駅構内の踏切や駅間の踏切での人身事故が多くを占めています。

 駅間での人身事故や車両衝突事故が多いのはJR川越線も西武新宿線も同じ傾向があり、立体交差化が進まず踏切が残っていることが事故多発の一因であることは明らかです。

今後も研究を続けます

 川越駅周辺の立体交差化が進めば、JR川越線の複線化も進む可能性もあります。そのため、本ブログでは、JR川越線の複線化に備えた川越駅周辺の立体交差化についても研究を進めていきます。

では、また。

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