今年も川越まつりに合わせて運行
ご無沙汰しています。今年度になってから非常に忙しく、更新が大幅に遅れてしまいました。本業のほうが落ち着きましたので、ぼちぼち更新を再開いたします。
ぶらり川越号を始めとする川越線への臨時観光列車は毎年2回程度運転しており、そのうち1度は必ず川越まつりに合わせての運転となっています。そして今年も10月19日土曜日と10月20日日曜日に合わせて、以下の3列車が運転されました。
- ぶらり川越号
- 日立 – 川越 間
- 勝田区所属E653系1000番台
- 国鉄色
- おさんぽ川越号
- 新習志野 – 川越 間
- 幕張区所属E257系500番台
- 川越まつり号
- 大船 – 川越 間
- 大宮区所属185系
E653系国鉄色が初入線
標題の通り、今回特筆すべきはE653系1000番台の国鉄色車両が初めて川越線で運用された点です。標準色のE653系は以前にも運用されていましたが、今回タイミングも相まって初の国鉄色での入線となりました。
E653系1000番台の国鉄色編成は、2018年10月に新潟区から水戸区に転属の上で塗装された1編成限定のもので、主に常磐線での臨時列車及び団体列車の運用に就いています。そもそも常磐線内でも滅多に目にできない特別車両の初の川越線への入線ということもあり、今回はかなり大きな話題になりました。
川越線への特急運用の今後について
来る2019年11月30日のダイヤ改正により、埼京線を経由して相模鉄道との相互直通を開始します。当面は新宿-海老名間の直通列車が主となり、朝夕の数往復のみが川越線と相鉄線を直通する形ですが、今後のその相互直通の行方によっては直通有料特急電車の運用もありうるかもしれません。
一方で、これまで比較的余裕のあった新宿-大崎間のダイヤも詰まり、埼京線の大宮-武蔵浦和間の実質減便が行われ、2年後を目処に開業する東急-相鉄直通により相鉄線側のダイヤも詰まっていくことから、相互直通系統が今後どうなっていくのかが全く読めない状態です。
川越線の臨時特急電車は、基本的に武蔵野線経由で大宮まで来て、そこから川越線に入線します。従って、万が一埼京線や湘南新宿ラインの運転系統に変更があったとしても、引き続き今まで通り運転されると思われます。
しかし川越線のダイヤパターンの変更によっては、運転時間や運用編成の変更があるかもしれません。
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